「うみねこのなく頃に」(主題歌の曲名)について ~あんこが十勝製とティラミス富竹~

絶賛展開中の舞台版うみねこ(うみステ)のEP4の後編で、オープニングに「うみねこのなく頃に」(曲名)が使用されました。また、イベント「うみステ5EVE」で出演者より「ティラミス富竹」なるワードが発せられたことから、うみねこリアルタイム時のファンは懐かしみを覚えたことでしょう。
一方、最近になってからのファンはもしかすると知る機会がないかもしれず、また「うみねこのなく頃に」という曲名の主題歌はバリエーションが複数あって、全貌を把握するのが意外と難しいので、この機会に、本曲「うみねこのなく頃に」に関する情報を整理しておきます。

①原曲

まずは、原作版うみねこのなく頃にEP1~4にて、オープニング曲として使用された曲。
オープニングムービーとともに流れます。
ここでは便宜的に「原曲」としておきます。

このバージョンは、1コーラス分(オープニングムービーと同じサイズ)しか発表されていません。
リアルタイム時のファンは、前奏部分のイタリア語の「Ancora non capisci?」の空耳で「あんこが十勝製」などと称しておりました。

②主題歌CD版

2008年にリリースされたCD「うみねこのなく頃に」に収録されたバージョンです。
このCDの発売元フロンティアワークスによる紹介文は以下の通りで、位置づけとしては「主題歌CD」だとわかります。

「うみねこのなく頃に」主題歌CD発売決定!

志方あきこによる幻想的な主題曲がついにCD化!

テーマソング「うみねこのなく頃に」のフルVer./アレンジVer.はもちろん、ゲーム劇中曲「金色の嘲笑」「黒のリリアナ」もアレンジ収録。アレンジャーには「狼と香辛料」BGM、Vita Novaの吉野裕司、映画やゲーム音楽を数多く手がける弘田佳孝を迎え、志方あきこの幻想世界を堪能できるミニ・アルバムとなります。


https://www.fwinc.co.jp/cd/32749

そんな「主題歌CD」に収録された同名の主題歌を、ここでは「主題歌CD版」と呼ぶことにします。

「原曲」に2番以降の歌詞を追加してフルコーラスに拡張したバージョン、といっても良いのですが、原曲とは音程が少し違っており、単純に原曲を延長した楽曲になっているわけではありません。
日本語の歌詞の1番は原曲と同じですが、前奏部分のイタリア語は、原曲とは異なっています。
したがってイタリア語の空耳も異なっており、「che ha vissuto mille anni」の部分の空耳から俗に「ティラミス富竹」と呼ばれます。

③煉獄バージョン

2009年発売の、志方あきこさんのアルバム「Harmonia」に収録された、「うみねこのなく頃に ~煉獄~」というバージョンがあります。

途中まで原曲に近いですが、2コーラス目以降は不穏に感じるアレンジが施され、やがて狂気へ・・といった趣の曲です。
こちらは1コーラス目については原曲の日本語部分の歌詞をイタリア語に変更したものになっており、もともと前奏にあるイタリア語はそのままです。したがってこちらも「あんこが十勝製」のように聞こえます。
一瞬、原曲の音程のままフルコーラスに延長した楽曲・・のような気がしますが、2番以降は原曲から大幅にメロディを崩した曲となっていきます。

おわりに

以上、「うみねこのなく頃に」という楽曲のバリエーションをまとめました。
現在のところ、原曲の音程のままフルコーラスに延長した音源は出ていません。
主題歌CD版が、一応の「フルコーラス版」にあたるのでしょうが、原曲とは音程が違っています。また、この音源そのものが何かの「主題歌」として使用されたのは、おそらく、うみステ4が初です。

このようにうみねこのなく頃にという作品は、リアルタイム時を経験していないとわかりづらい点が多々あり、かつ、完結から10年以上を経ても新たな動きがあるという、奥深いものです。当ブログが、少しでもうみねこの全貌を解き明かす助けになればと思います。

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