イベントの分類
現状の07thジャンルの同人誌即売会は、大きく分けると以下のように分類できると思います。
■リアルイベント
・単独開催
・共同開催
■オンラインイベント
まずはリアル会場(現地)で行うイベントか、オンラインイベントかの区分けができます。
そしてリアルイベントの中でも、07thジャンル単独で行うもの(いわゆるオンリーイベント)をここでは「単独開催」としています。07th Party、07thマスカレード、近年の07th村民集会や07thパスタ会などがこれに該当します。
これに対し、別の大型イベント(東方、艦これなど)中に間借りする形で、その中の一角に07thジャンルのサークルが配置されているものを「共同開催」としており、雛見沢村綿流し祭などがこれに該当します。これも広い意味ではオンリーイベントと呼ばれることがあります。
※「単独開催」「共同開催」の分類名は筆者独自のもの。
オンライン上で開催される即売会イベントもあり、07th大浴場、07thフラグメントワールド、07th忘年祭などがあります。
以下、それぞれのタイプの特徴を書きます。
リアルイベント(単独開催)
1つの会場を貸し切って、丸ごと07thジャンルのイベントとするものです。
あたかも同窓会のようなムードで、同じジャンルのフォロワーさんが和気藹々として過ごせることが多い印象。
イベントによっては、ゲームコーナーやイメージドリンクの提供など、主催側によって当日イベントが企画されることもあります。
難点としては主催側の負担・リスクが大きいことです。
将来にわたって、この方式のイベントを開催してくれる主催者がいてくれる保証はありません。
リアルイベント(共同開催)
別の大型イベント(東方、艦これなど)中に間借りする形のイベントです。
近年では雛見沢村綿流し祭などで見られる形態。
単独開催の方式に比べると、「雛見沢村綿流し祭」自体の開催にかかるコストは小さいと考えられ、年に何回も開催されています。
単独開催形式が多くて年1回程度なのに比べると、貴重なリアルイベントの機会であり、直近で本を出したいといった要望に対応しやすい場だと考えられます。
難点としては、単独開催の場合に比べて07thジャンルのサークル数は少なくなるため、(特に、母体になるイベントの中で、07thジャンル以外のサークルに興味がない場合には、)参加費や時間をかけてまで参加する意義が薄いと考える人も多く、したがって一般参加者も単独開催イベントよりは少なくなって盛り上がりに欠けがちなことです。
オンラインイベント
主にコロナ禍における必要性から発展してきた形式。オンライン上でサークルの買い物ができ、またそれぞれ固有のイベント要素も用意されていることが多いです。
他の参加者と対面での交流はできませんが、地方住まいの方、さらには日本国外の方にも参加可能な点が最大のメリットと言えるでしょう。また、時間と場所の縛りが少ないことから、土日休みでない方でもお仕事の合間に参加できる可能性があることも見逃せないメリットでありましょう。
2024年時点では、それぞれ異なる特徴を持つ「07th大浴場」と「07thフラグメントワールド」の2つがそれぞれ年1回ずつ開催されるのが恒例になっており、回を重ねるごとに発展してきている状況です。
※上記は過去の開催実績を踏まえての所感につき、特に各イベント主催側から年1回と銘打っているわけではありませんのでご注意を。
おわりに
こうした記事をアップすることで各イベントの周知を行ったり、イベント間の連携を試みることで相乗効果を高めるなどして、今後も各イベントの発展につなげたいと考えています。
具体的な話は、また追って書きます・・・
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